『じゅごんの見える丘』
ウクレレの会で弾くことになった
『じゅごんの見える丘』
Cocco 「ジュゴンの見える丘」Music Video - YouTube
はじめは動画をさらさらと聞いていたけど
何度か聴いていて
珊瑚と自分がリンクした途端
一気に記憶と意識が過去に舞い戻り
全身から悲しみが溢れ出してきて止まらなくなった
コーラル。珊瑚色。
私の大好きな色だ
私はとても繊細さをもった子どもだった
4、5歳くらいの
小さき頃の私になって
悲しみとともに出てきたのは
幼い自分にとっては
どこを向いても
あまりにも暴力的に見えるこの世界
愛の化身に見える人さえ
毒されているその現実
きっとわたしにはすべて見えていた
悲しくて無力で絶望的で
生きていることさえ辛くなるような
消えてしまいたいような思い
私はどうしてここに肉体を持って
生まれてきてしまったのだろう
その後も潜在的に
その問いを持ち続けることになった
いつの日か
私はその深い絶望と悲しみを
繊細な感覚を
封印した
自分の中の女性性を
”私ではない何処か”に追いやった
その封印を確かなものにするために
目に見える成果を
自分の人生を彩るものを
必死になって追いかけた
決して立ち止まることのないように
きっと知っていたからこそだったと
今ならわかる
さらに時が経ち
そのやり方はついに終わりを迎える
それまで封印していたものたちを
洗いざらい浮き上がらせては流していく
大変革の期間
私の感覚と心と魂は再び生き返り
内側の世界 見える世界に
彩りを取り戻す
封印を解かれてみてわかったのは
繊細さや感覚はとりもどしているのに
見えるのは
以前とはまるでちがう
素晴らしい世界だった
大人になって
自分をあれだけ癒してきたのに
たくさんの流されなかった涙を流してきたのに
まだこんなに出てくるのかと
もう今さら驚かないまでも
ひたすら見守っていた
こんなに長い時間
声をあげて泣き続けたのは
いつぶりだろうか
数時間は経っていた
深い深い悲しみが
私の魂の底から湧き出ては流れていき
その奥に光るものを見たのは
地球への愛
人への愛
私が
たくさんの歴史を通してここまで生きてきた
その原動力を
わかっていたながらに
再びようやく見た気がした
自分の中から出てくる感情を
まざまざと見ると同時に
大きな喜びを感じている自分もいた
ようやく
これを受け止められるだけの
内側の準備が整ったのだと
私の体に心に魂に
この膨大な感情を通しているとき
たとえこれからどんな悲しみが訪れようとも
恐くないとさえ思えた
それを受け止める度量への
私自身への信頼のような
安心感のような
私自身の中の女性的な質が開かれるほどに
同じく男性性も成熟して
太く頼もしくなっているのを感じる
私の世界の見え方の変化は
それは今も常に更新しているけれど
内側のこの二つの性質が
少しずつ少しずつ
バランスをもって成熟してきていることの
証でもある
大丈夫
そう
私たちの浅く深くにある感情たち
”手放し”というけれど
すっきりすべて終わり
なんて地点がどこかに存在するのではなく
すべての私たちが
一生かけて
どこかで向き合ったり
そうでないものもあったり
それでも
癒され光に戻っていくことを
待っているのだろう
大丈夫
私たちは
その時受け止められるだけの感情しか
見ることができないのだから
安心して
出てきたものを受け止めればいいのだ
その器が広がるほどに
深く深く
解放されるべき時に解放されるべくして
それは現れてくる
だから安心して大丈夫だよ
どの地点にいるとしても
私たちは
見守られている
それが生きること
プロセスそのものが生であり
大きな喜びであり
祝福なのだ
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今日は子供たちは留守なのです。
こんな大解放の日になるなんて。
何かの取り計らいだね✨
みんなにとって良い1日でありますように💗