過去の仲間たちからの愛を受け取った日
このところ断捨離をしていて、昔の思い出の品の整理をしていました。
卒業アルバム、昔の友達や仲間からもらった色紙やメッセージ・・・
遠い昔、今思うととっても無理していて自分に嘘をついていた時代のものだから、
その周りの思い出たちも、なんだか嘘くさいイメージが、いまだに私の中にこびりついていたのです。
もう処分しようかなと思っていたけれど、
中を開けてメッセージを見返してみると。
一人ひとりからのメッセージが、なんだかすっごく温かくて。
私自身をきちんと見て向けられたメッセージであることが感じられて。
みんなみんな、愛がいっぱい。
当時こんなに感動したっけな、と
今更にして、やっとその言葉たちを、私に向けられたたくさんの愛を心で受け取れたような気がしたのです。
私、こんなふうに受け入れられていたんだ、愛されていたんだ。
もうありがとうしかない。
涙が、溢れて、溢れて。
過去を想うとき、あの時の私は今とは違うのだ、そんな昔の私がもらった言葉なんて、とその周りまで疑ってしまうような気持ちや、今の私はきっと彼らから受け入れられないに違いない、という疎外感のような思いを抱いていたけれど、
果たしてその視界が彩る世界は、本当だろうか。
それは、他ならぬ私自身が壁を作り、彼らを、そして過去の私自身を拒絶していたのです。
周りの友達や仲間のことはわりとどの人も、みんな心から大好きだったけど、当時どこか受け取れず、周りの世界が嘘くさいと感じていたのも、私自身が”嘘くささ”の中にいたからだったのでしょう。
当時は当時で、私は本当によく頑張っていた、精一杯やっていたんだなと思うと、
ねぎらってあげたい気持ちでいっぱいです。
そして大丈夫だよ、とも。
私の内側がまた一つ、軽くなったような気がします。
当時の私を慕い、見守ってくれた仲間たち、ありがとう!
大好きだよ!
10年以上経って、やっと受け取ったよ。
メッセージカードは、今回はまだ、もう少し取っておこう。
さて、また片付けを続けます。
愛を込めて
kazune